USED BOOK STORY 仁ドグマ

USED TOYだけでなく、古本も大好きな仁ドグマです。日夜古本屋に出没しております。そんな仁ドグマが購入した古本を紹介していきたいと思います。よろしくお願いします。

戦後70年目の真実 太平洋戦争はこうすれば勝てた 44項目のIFを徹底検証 ブックオフ 300円

 

f:id:zindoguma:20190217213635j:plain

戦後70年目の真実 太平洋戦争はこうすれば勝てた 44項目のIFを徹底検証 双葉社 2015年

  ちょっと昔に、if戦記が流行りましたよね。「紺碧の艦隊」とかいろいろありました。当ブログでも「歴史IF物語」という文庫本を取り上げました。

 この本は、大東亜戦争に特化したifについて現実的に検証し、当時の情勢や技術で解決可能な代案が書かれた本になります。
 歴史というのは、既に終わっていることなので、「もし~だったら」と考えること自体が時間の無駄という主張がありますね。仁どぐまもよく分かります。ですが、「歴史を反省して失敗から学ぶ」という視点でifを考えることも価値があるように思います。もちろん、「紺碧の艦隊」のように、その当時実現不可能なテクノロジーを持っていたと仮定して行うifは現実的ではないので仁どぐまは好きではありません。

 この本は、全部で6章から成っており、第1章「外交・戦略」、第2章「人事・組織」、第3章「海上戦闘」、第4章「陸上戦闘」、第5章「航空戦術」、第6章「兵器開発」に分かれています。

 仁どぐまがやはり一番口惜しいのは「外交・戦略」ですね。国際連盟脱退や三国同盟ハルノートなどです。当時の日本の外交は最低ですね。(あっ、今もです)そしてマスゴミ。今も昔も、朝日新聞をはじめマスコミは酷いですね。都合のいいことだけ大げさに報道して世論を誘導する、今も変わっていないということがよく分かりました。

 また、航空戦術や兵器開発などは、陸軍、海軍それぞれ仮想敵があり、用兵思想があるので、それをひとつにするには明治時代まで戻るしかなく、この本で提案するようになるのは容易ではないと思います。

 結局、マスコミが国民を戦争へと駆り立て、外交下手、陸海軍の仲の悪さ、用兵思想に稚拙さなどが要因となり、負けるべきして負けたんだと分かりました。ifをもってしても、大東亜戦争の敗北を勝利に変えるのは難しいようです。